企業配送といっても、企業間の輸送は、あまり多くはありません。
どちらかというと、倉庫から会社という仕事が多いです。
有名なところでいくと、インクやトナーなどの配送、アスクルなどの法人向け配送などです。
仕事内容
収入面
仕事にもよりますが、極端に悪くはないという印象です。
ただし、最近増えてきているアスクルなどの文房具は配送単価が安いので、エリアが密集していないところを担当すると厳しいかもしれません。
体力面
非常に思い仕事は少ないです。
企業便の中でも封書だけを届ける社内便のような仕事もあるので、体力に自身のない方は、そういう仕事を中心に選ぶとよいかもしれません。
安定性
法人向けの配送なので、比較的安定しています。
お届け先がお休みの時には、もちろん配送も休みになります。
成長性
法人向けのEコマースも今後伸びるという予測が出ているので、急激に落ち込むことはないと思います。
ただし、法人の場合は、サービスよりもコスト重視のところが有りますので、荷物の増加に伴い収入が同時に増えていくかはわかりません。
やりがい
やりがいはあまり求めないほうが良いと思います。
どちらかというと、あまりコミュニケーションしたくないという方が、選んたほうがお互いに幸せかもしれません。
働く上での良い所
良い所は、ある程度土日がお休みの仕事が多いため、自分のサイクルを作ることができます。
また、平日は法人向け配送で稼ぎ、土日は個人向け配送で稼ぐという働き方も可能です。
(もちろん健康面に配慮しながらですが)
あとは、あまり荷物のサイズが変わらないなど、変化の少ない仕事だと思うので、変化が嫌なドライバーさんには向いていると思います。
働く上で気をつけること
企業配送は、基本的にコスト重視です。
本当に小さな会社であれば、情で動くこともあると思いますが、比較的大きな会社になれば、情で動くことはほぼありません。
なぜなら、彼らもはサラリーマンなので上司を説得させる必要があるからです。
上司を説得させる場合に一番わかり易いのは、コストです。
もしあなたがコストダウンができる仕組みを持っているとすれば、それは大きな強みになります!
月間の想定収入
企業配送は、チャーターがメインです。
ですので、チャーターのみの場合と、土日にネットスーパーでヘルプをする場合の2つのパターンを下記にシミュレーションしています。
企業配送を検討されている方は、体調と相談しながら、考えてみてください。
チャーターのみ
15,000円 x 26日 = 390,000円
チャーター + 土日にネットスーパー
15,000円 x 25日 + 500円 x 20件 (午後のみ) x 4日 = 415,000円
375000
まとめ
企業配送の場合は、ある程度時間が決まってきます。
複数仕事を持ち、がっつり稼ぎたい方は、この企業配送を軸に仕事を考えて組み立てることをおすすめのします。
ただし、企業配送を軸にしたときに考えなければいけないのは、その仕事がなくなった時、もしくは他の仕事がなくなった時に調整が非常に難しいことです。
そのような場合は荷主に対しても、仕事を頂く場合、この仕事があるからこの金額で出来るということをしっかりと話しておいたほうがトラブルになりにくいです。