軽貨物の仕事で、上限がないのがこのスポットという仕事です。
基本的には、誰かの「困った」を助けるためにこのスポット便はあります。
どのような荷物を運ぶかもわからないですし、北は北海道、南は九州までいくこともあります。
仕事内容
収入面
スポット便の収入は、上を見ればキリがないです。
本当に稼ぎまくっている人は、めちゃくちゃ稼いでいます。
ただし、稼げていない人は、全く稼げていません。
稼げている人と、稼げていない人の違いは、「仕事を取る力があるか?」です。
この仕事を取る力というのは、非常に難しく、知っている人が多いというだけでは、仕事は取れません。
個人的に大事だと思っているのは、「信用をもっている人が仕事を取る」と思っています。
その信用を作るために、仕事を断らない、嫌な仕事であっても引き受けるという仕事のとり方をしている人が多いように感じます。
体力面
朝から晩まで働きます。
というか、電話がかかってきたら24時間365日稼働します。
ですので、比較的体力が必要な仕事です。
高齢のドライバーですと、毎日違うサイクルで異なる仕事を常に追い求めなければならないため、かなり厳しいと思います。
安定性
安定とは無縁の仕事です。
毎日が勝負です。狩猟民族のような働き方をする必要があります。
稼げる可能性があるというモノと引き換えだと思ってください。
成長性
これから大きく成長することはないです。
基本的に、誰かのミス、突発的な輸送などが仕事の内容なので、人口数に比例します。
やりがい
対人的なやり甲斐は少ないかもしれません。
なぜなら、人と接することが少ない現場もあるからです。
ただし、自分の中で「やりきった感」や「達成感」は味わうことができます。
働く上での良い所
宅配同様、稼げる可能性があるというところが一番良いですね。
宅配の場合は、エリアで決まってしまいますが、スポット便の場合はエリアが悪かったとしても自分の努力で稼ぐことは十分可能です。
「とにかく稼ぐんだ!」と運送業に夢を持って入ってきた若い人に一番挑戦してもらいたい仕事です。
働く上で気をつけること
仕事をしっかりと取るということでしょう。
受け身でしか仕事をもらえないようであれば、3ヶ月も持たずに廃業するか、別の仕事に移らざるをえないと思います。
あとは、コストの管理をちゃんとしないと売上が増えてもりえきが残りません。
稼いでいる人は、東京から名古屋、大阪、岡山など非常に長い距離をはしる人もいます。
ガソリン代はもちろんですが、車両のメンテナンス代も上がっていきますので、コストの管理をしっかりとしておきましょう。
月間の想定収入
がっつり稼ぐ人
未知数(知り合いには、80万くらい稼いでいる人もいます)
まとめ
この仕事は稼げる仕事です。
ただし、営業力がない人は、本当にすぐに廃業してしまう恐ろしい仕事です。
感覚的に稼げる人はスポット便の仕事をしている人で5%いるかいないかという感じです。
稼げない人は20万円もいっていないひともいます。
夢のある仕事の裏には、そのようなカラクリ(?)もあるんだなという程度は知っておいてください。