軽貨物運送業において引越しの仕事はメインではありませんが、ある一定のニースがある仕事です。
現在は大手の引越し業者が小さな引越しも行っていますが、以前は一人暮らし向けの引越しといえば軽貨物での引越しでした。
現在は少なくなりつつありますが、仕事としては残っています。
仕事内容
収入面
個人で請けるのは、非常に難しくなっています。
個人を請けるためには、ある程度広告を出さないと難しいですが、ネット広告もポスティングも非常に高く付きます。
場所にもよるかもしれませんが、収入としてはあまり良くはないかもしれません。
その一番の理由は季節によって稼げる月とそうでない月が非常に大きいです。
体力面
大きな荷物も扱うので体力も使います。
また、こちらから指定ができないので、2階、3階への荷物の移動は日常茶飯事。
安定性
都会(特に大学生が密集しているエリア)は一人暮らしの比率も多いので、軽貨物による引越しのニーズはあります。
安定はしていますが、ちゃんと取りこぼさずに受注できるかは大手との競争になります。
成長性
日本全体が人口減少している中で、引越しのニーズは少しずつ少なくなるでしょう。
正直、海外の引越しは、日本通運が最強です。
個人が相手をして戦うのは諦めたほうが良いです。
やりがい
やりがいはあります。
ダイレクトに「ありがとう」を聞ける職場ではあります。
一番うれしいのは、差し入れなどをお客様からいただけるのは本当に嬉しいですね!
働く上での良い所
体力に自身がある人は、引越しはいいと思います。
もしくは、大手引越し業者の下請けになれば、ある程度安定的に仕事をうけることもできます。
ある程度大手引越し業者の仕事を手伝いつつ、段ボール配送、回収など自由な仕事を貰って空いた時間に別の仕事をして稼ぐ額を増やすというのはひとつの手かもしれません。
あと、引越しの仕事はやりきりの仕事が多いため、早く終わらせたら早く帰れる(次の仕事にいける)というのがメリットかもしれません。
働くうえで気をつけること
土日は基本出勤です。
あとは、年度末が圧倒的に忙しいです。
普段の2倍以上は忙しい感覚ですね。
バンの車両だと正直仕事にならないので、幌車が必要になります。
あとは、基本的に重い荷物を持つので、体を壊しやすいです。
これは本当に気をつけてください。
他の軽貨物の仕事もできなくなってしまいます。
月間の想定収入
収入は、下記の2つの掛け算で決まってきます。
[単価(日当)]
[勤務日数]
大手引越し業者の下請けとして、1日あたりのチャーターで勤務したイメージです。
繁忙期
25,000円 x 31日 =775,000円
閑散期
15,000円 x 20日 =300,000円
まとめ
年に1度の繁忙期以外をどう過ごすかが非常に重要です。
引越しの仕事は、稼げる月は良いのですが、そうではない月をちゃんと把握して、年間ベースで考えましょう!