軽貨物運送事業は、経営者であるというのとをお伝えしたと思いますが、経営者は常に判断をし続ければいけません。
そのなかでも1番大切なのは仕事の選び方です。
なぜそれが1番大切なのか?
それは、選ぶ仕事によって大きくあなたやあなたの家族の収入面が変化するからです。
これから各仕事について解説をしていく前に、何をもとに判断するべきかのかを4つに、まとめてみました。
そのなかでも4つとは、収入面、体力面、安定性、成長性の4つの項目です。
それぞれについて、なぜこの項目を選んだのか、何を基準にするのが良いかを紹介します!
収入面
やはり、1番気になるのがこの収入面でしょう。
仕事をしている以上、稼がなくても良いという人は全くいないと思うので、気にすべきポイントでもあります。
正直、仕事によって、収入面は大きく異なります。
何を気にすべきかという事ですが、まずは一ヶ月の売上額です。
売上が上がらないと食べていけなくなります。トラックのリース代や家賃など固定費もあると思うので、売上がどの程度いくのかは気にすべきところです。
次に大切なのが、利益です。
利益とは、売上から経費などを引いてあなたの手元に残るお金です。
売上は上がるけど、利益が残らない!という仕事がこの軽貨物の運送業にはいくつかあります。
月に◯◯万円以上!!と広告が出ていても、それにすぐに飛びついてはいけません。
そこからどのくらい利益がでるかを考えなければ本当の仕事の良し悪しはわかりません。
体力面
2つめの指標としてあげたのは体力面です。
この業界は、本当にハードワークな仕事が多いです。
ですので、事前に体力的に大変か?それもとある程度高齢者でもやっていけるのか?を知る事は大切です。
体力面といっても、この中にも2つあり、
荷物は重い荷物が多いか?
長時間労働か?
ということです。
重い荷物が多いと、最初は大丈夫ですし、若い時は大丈夫ですが、疲労が蓄積するとヘルニアなどの怪我をしたり身体を壊しやすくなります。
また長時間労働に関しても、怪我をしやすい状況をどうしても生んでしまうのです。
長時間労働で気をつけなければいけないのは、居眠りです。
知らず知らずのうちに眠ってしまい、ドンと前の車に追突してしまったという事故は後を絶ちません。
事故の大きさにもよりますが、点数は引かれて運転できなくなり保険代も上がってしまうため軽貨物運送事業の、経営を圧迫します。
そういう意味でもなるべく長時間労働は避けるべきです。
近年、一般貨物のトラックは長時間労働を避ける傾向がありますが、軽貨物のトラックは個人事業主のため改善はかなり時間がかかる可能性があります。経営者に労働基準法は適用されないので。
ですので、自分自身で判断をするしかないのです。
安定性
この安定性というのは、判断が非常に難しいですが考えておく指標だと思います。
1日あたり30,000円の仕事だとしてもその仕事が一ヶ月に1回しかなく、他の日は10,000円だとすれば、魅力的な仕事とは言えませんよね?
でも、運送会社の仕事は非常に読みづらいのも確かです。
なぜなら、荷主のモノが売れないと運ぶ荷物は無いからです。
でも売れるか売れないかなんて、正直運送会社レベルではわかりません!
ただ、予測は出来ますし、どの業界なら安定的に荷物がでるかは分かります。
成長性
最後に成長性ですが、これを予測するのが1番難しい!
だって誰にもわかりませんから。
ただ、これも安定性と同じように予測することは出来ます。
荷物が動き出すのは、購買活動において1番最後です。
ですので、大まかな予測は可能です。
しかし、最後は自分を信じるしかないかなと思うので、悩みに悩んだ時には、自分を信じて決めるのが良いと思います。
まとめ
この「収入面」「体力面」「安定性」「成長性」は、独断と偏見です。
この4つすべての項目がパーフェクトな仕事が良いのは誰でも分かると思います。
ただし、全てが良い仕事は本当にごく稀です。
ほぼ無いと言っても良いでしょう。
ただそのなかであなたが判断するのは、あなた自身がどういう思いでこの仕事を始めたのかということでしょう。
それぞれ個別に仕事の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!